開催期間|2027年3月19日(金)〜 9月26日(日)

花博と万博は何が違う?それぞれの違いをママ目線で解説!

大阪万博が終わって「次は横浜で何かあるらしい」と聞いたものの、ニュースでは「横浜花博」と呼ばれたり「横浜万博」と呼ばれたり…結局どっちなんだろう、と気になっている方も多いのではないでしょうか。

「横浜万博」って聞いたけど、花博とどう違うの…?

じつはこの2つ、似ているようで認定する国際機関もテーマも別もの。でも一部の花博は「万博」と呼べる特別な位置づけを持っていて、ここがいちばん混乱するポイントなんです。

この記事を読めば、花博と万博の違いがスッキリ整理できて、2027年の横浜花博が家族でのお出かけ先として気になっているなら、迷わず計画を立てられるようになりますよ。

この記事でわかること

花博と万博の決定的な違い(認定団体・テーマ・会場のつくり)

横浜花博2027と大阪万博2025をひと目で比較

1990年の大阪花博・愛・地球博との関係

子連れで行くなら横浜花博がおすすめな理由

目次

結論:花博は「花に特化した万博」の一種。横浜花博2027は”二重認定”

先に結論をお伝えすると、花博は万博の一ジャンル。そして横浜花博2027は、花博と万博の両方の国際機関から認定されている、かなり特別なイベントです。

ひと言でいうと「花博は万博の中のひとつのジャンル」

花博の正式名称は「国際園芸博覧会」。花と緑・園芸に特化した国際的な博覧会で、万博(国際博覧会)の花専門バージョンと考えるとスッキリします。

万博には「産業」「科学」「未来社会」などいろんなテーマがありますが、花博はその中でも「花・緑・自然」にフォーカスしたもの。大きな枠組みでは万博ファミリーの一員という位置づけです。

横浜花博2027はAIPH(花博)とBIE(万博)のダブル認定

横浜花博2027(正式名称:2027年国際園芸博覧会/愛称:GREEN×EXPO 2027)は、花博の認定団体AIPH(国際園芸家協会)の最上位クラス「A1」に認定されています。そしてこのA1クラスは、万博の認定団体BIE(博覧会国際事務局)からも同時に認定される決まりになっているんです。

つまり、横浜花博2027は「花博でもあり、万博でもある」という二重認定イベント。日本では1990年の大阪花博以来、37年ぶり2回目のA1クラス開催です。

同じA1って、つまり1990年の花博と同格ってこと!?

だから「横浜万博」と呼ばれることもある

この二重認定のおかげで、メディアや個人ブログでは「横浜万博」と略されるケースも見かけます。間違いというわけではなく、A1クラス=万博としての認定も受けているので、そう呼んでも正しい位置づけなんです。

ただ、公式の愛称はあくまで「GREEN×EXPO 2027」。正式名称は「2027年国際園芸博覧会」なので、このサイトでは「横浜花博」で統一しています。ニュースや検索で「横浜万博」という言葉を見かけたら、同じイベントを指していると考えてもらって大丈夫です。

GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)公式ロゴ
出典:GREEN×EXPO 2027公式サイト

花博と万博の違いを3つのポイントで整理

ここまでで「花博は花特化の万博」という大枠をお伝えしました。次は「じゃあ具体的に何がどう違うの?」という疑問に、3つの軸でお答えしていきます。

①認定する団体が違う(BIE vs AIPH)

まず最大の違いは、認定している国際機関です。万博はフランス・パリに本部を置くBIE(博覧会国際事務局)が認定します。一方、花博はオランダに本部を置くAIPH(国際園芸家協会)が認定しています。

  • BIE(博覧会国際事務局):1928年設立。国際博覧会全般を認定する
  • AIPH(国際園芸家協会):1948年設立。園芸分野の国際博覧会を認定する

ただし、花博の最上位クラス「A1」はAIPHとBIEの両方から認定される仕組みなので、横浜花博2027のようなケースでは「どちらの団体も公認の国際博覧会」という扱いになります。

②テーマの広さが違う(総合テーマ vs 花と緑特化)

2つ目の違いはテーマの幅です。万博は「未来社会」「産業」「科学技術」「環境」など、そのときどきで幅広いテーマが設定されます。大阪万博2025のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」、愛・地球博のテーマは「自然の叡智」でした。

一方、花博のテーマは花・緑・園芸・自然との共生という領域に絞られます。横浜花博2027のテーマは「幸せを創る明日の風景」。風景・ガーデン・植物を主役にすることが大前提になっているのが花博の特徴です。

③会場のつくりが違う(パビリオン型 vs ガーデン型)

3つ目は会場のつくり。万博は屋内型の巨大パビリオン(各国・企業の展示館)を並べる「パビリオン型」が主流です。大阪万博2025も夢洲に60以上の屋内パビリオンが並びました。

それに対して花博は、屋外の庭園・ガーデンを会場全体に広げる「ガーデン型」。建物の中を回るというより、広大な敷地を散策しながら世界各国のガーデンや花壇を楽しむスタイルです。「万博が博物館なら、花博は植物園」とたとえられるくらい、体験の感じ方がまったく違います。

比較表:花博と万博の違いがひと目でわかる

3つのポイントをまとめると、こんな比較表になります。ひと言でいうと、花博は「花に特化した万博」です。

項目万博花博
認定団体BIE(博覧会国際事務局)AIPH(国際園芸家協会)/A1はBIEも認定
テーマ産業・技術・未来社会など総合花・緑・園芸・自然との共生
会期登録博は6ヶ月/認定博は3ヶ月A1は3〜6ヶ月
会場面積100〜200ha規模が一般的A1は最低50ha以上
会場の特徴屋内パビリオン中心屋外ガーデン中心
代表例大阪万博2025/愛・地球博2005大阪花博1990/横浜花博2027

認定団体とテーマの広さ、会場のつくりがいちばんの違い、ということですね。

「万博でもあり花博でもある」ってちょっとややこしい…。

花博には4つのランクがある(A1・B・C・D)

花博と一口に言っても、実は4つのランクに分かれています。このランクを知っておくと「同じ花博でもどれくらいの規模なの?」という疑問がスッキリ解決します。

A1は最上位クラス=BIEも認定する「万博級」の花博

A1は花博の最上位クラス。期間は3〜6ヶ月・会場面積は最低50ha以上という要件があり、AIPHとBIEの両方が認定します。規模的にも位置づけ的にも、まさに「花の万博」と呼ばれる存在です。

日本で過去に開催されたA1クラスは1990年の大阪花博(国際花と緑の博覧会)のみ。横浜花博2027はこれに続く、日本で2回目のA1クラスになります。

B・C・Dは規模と期間で分かれる

A1以外の3ランクは、規模と期間によって下記のように分かれます。

ランク期間最低面積認定機関
A13〜6ヶ月50ha以上AIPH+BIE
B3〜6ヶ月25ha以上AIPH
C4〜30日0.6ha以上AIPH
D短期規定なしAIPH(見本市扱い)

つまり横浜花博はこの中でいちばん上のA1、ということですね。規模も期間もトップランクで、国際的な注目度もダントツです。

日本の花博でA1認定は大阪1990と横浜2027の2回だけ

日本では花博と呼ばれるイベントがいくつか開催されていますが、A1認定を受けたのはたった2回。

  • 1990年 国際花と緑の博覧会(大阪花博)/A1
  • 2000年 淡路花博 ジャパンフローラ2000/A2+B1
  • 2004年 浜名湖花博 パシフィックフローラ2004/A2+B1
  • 2027年 GREEN×EXPO 2027(横浜花博)/A1

淡路花博と浜名湖花博は「A2+B1」という区分でAIPHのみの認定。BIEは認定していません。一方、1990年の大阪花博と2027年の横浜花博はA1=AIPHとBIEの二重認定です。

淡路や浜名湖の花博とは、ちょっとランクが違うんですね♪

横浜花博2027と大阪万博2025を比較してみた

ここまでで制度の違いがわかったところで、次はもっと実用的な話。直近で話題だった大阪万博2025と、これから始まる横浜花博2027を、規模・料金・会場の雰囲気で比べてみます。

比較表:規模・テーマ・会期・料金

同じ「国際博覧会」でもここまで違います。

項目大阪万博2025横浜花博2027
正式名称2025年日本国際博覧会2027年国際園芸博覧会
認定BIE(登録博)AIPH(A1)+BIE認定
テーマいのち輝く未来社会のデザイン幸せを創る明日の風景
会場大阪市此花区・夢洲横浜市 旧上瀬谷通信施設
会場面積約155ha約100ha
会期2025年4月13日〜10月13日2027年3月19日〜9月26日
参加国数約161か国調整中(公式発表を待つ段階)
大人1日券(前売)7,500円4,900円
展示の主役建築・テクノロジー・未来社会花・緑・ガーデン・自然との共生

大阪万博は建築とテクノロジー、横浜花博は花と緑、と主役がはっきり分かれているのがわかります。

料金比較:横浜花博の前売大人4,900円はかなり手頃

料金だけ見るとこれだけ違います。

種別大阪万博2025横浜花博2027
大人(前売1日券)7,500円4,900円
中人(前売1日券)4,200円3,000円
小人(前売1日券)1,800円1,400円

家族4人(大人2+小学生2)で計算すると、大阪万博2025が18,600円、横浜花博2027が12,600円。その差は6,000円です。家族4人だと差が大きいですね。

家族4人ならこの差は大きい♪

横浜花博のチケットの種類・買い方はこちらの記事で詳しく紹介する予定です(準備中)。

会場の雰囲気の違い(夢洲の屋内パビリオン vs 上瀬谷の屋外ガーデン)

大阪万博2025の会場・夢洲は人工島で、世界各国の屋内パビリオンが整然と並ぶ「都市型」のイメージでした。建築そのものを楽しむ側面が大きかったイベントです。

一方、横浜花博2027の会場は旭区・瀬谷区にまたがる旧上瀬谷通信施設。もともと広大な敷地で、そこに世界各国のガーデンや日本の里山風景、花壇、植栽を広げる「自然散策型」の会場になります。歩いていて目に入るのが建物ではなく植物や花、というのがイメージしやすい違いです。

横浜花博2027の会場・旧上瀬谷通信施設の俯瞰イメージ
出典:GREEN×EXPO 2027公式サイト

日本で開かれた過去の万博・花博を年表で振り返る

ここで一度、日本で開催されてきた万博と花博を時系列で整理しておきます。1970年の大阪万博から数えると、2027年の横浜花博でちょうど節目の開催になります。

年表:1970〜2027年の日本の主要博覧会

日本ではこれだけの博覧会が開かれてきました。

名称種別認定開催地
1970日本万国博覧会(大阪万博1970)万博BIE大阪府吹田市
1975沖縄国際海洋博覧会万博BIE沖縄県
1985国際科学技術博覧会(つくば万博)万博BIE茨城県つくば市
1990国際花と緑の博覧会(大阪花博1990)花博AIPH(A1)+BIE大阪市鶴見区
2005日本国際博覧会(愛・地球博)万博BIE愛知県長久手市ほか
2025大阪・関西万博(大阪万博2025)万博BIE大阪市此花区・夢洲
2027GREEN×EXPO 2027(横浜花博)花博AIPH(A1)+BIE横浜市

A1クラスの花博は1990年以来37年ぶり、ということですね。

1990年大阪花博との関係=37年ぶりのA1級

1990年の大阪花博は、通称「花の万博」として当時大ヒットしたイベントです。マスコットキャラクター「花ずきんちゃん」や、会場内を走る遊覧モノレール、世界の花・庭を集めた展示などが家族連れに人気でした。来場者数は約2,300万人。当時の日本では空前のスケールだったと言われています。

横浜花博2027はこの大阪花博1990と同じA1クラス。37年ぶりの「花の万博級」の開催ということで、当時の大阪花博を訪れた世代にとっては懐かしさもあり、新しい世代にとっては初めての大型花博体験になります。

愛・地球博(2005)との違いもおさらい

2005年の愛・地球博は「万博 花博 愛・地球博 違い」で検索する方も多い、混同されがちなイベント。愛・地球博はBIEが認定する「登録博」=正真正銘の万博で、テーマは「自然の叡智」。

環境や自然をテーマにしていたので花博とごっちゃにされやすいのですが、認定団体はBIEのみ(AIPHは関与していない)なので、制度的には万博です。花博ではありません。環境色の強い万博、と整理するとわかりやすいと思います。

子連れで行くならどっち?屋外ガーデン型の花博が回りやすそう

ここまで制度や規模の違いを見てきましたが、子連れのママ・パパにとって本当に気になるのは「で、家族で行くならどっちがいいの?」という点ですよね。ここからは子連れ目線で両者を比較してみます。

大阪万博2025はパビリオン予約・行列で小さい子に負担という声も

大阪万博2025は事前予約制のパビリオンが多く、人気パビリオンは数時間の行列になることもありました。屋内展示中心なので夏場の日射は避けられるものの、「予約が取れない」「行列で小さい子が飽きた」「ベビーカーでの長時間待機がつらかった」という声もSNSなどでよく見かけました。

もちろん楽しんだご家族もたくさんいますが、「小さい子連れにはちょっとハード」と感じた方も多かったのが正直なところのようです。

花博は屋外ガーデン中心でベビーカー移動しやすい傾向

一方、花博は屋外のガーデンを散策するスタイルが基本です。1990年の大阪花博や2004年の浜名湖花博でも、ベビーカーでの来場者が多く、「ピクニック感覚で回れた」という体験談が多く残っています。

建物に入るための予約や長時間の行列が主役ではないので、子どもが飽きたらちょっと休憩、お弁当を広げてまた歩き出す、という柔軟な回り方ができるのが花博の持ち味です。

花博は屋外メインだから、ベビーカーでも回りやすそう♪

横浜花博2027の子連れ向け情報はこれから随時発表

ただし、横浜花博2027の具体的な子連れ向けの設備(ベビーカー貸し出し・授乳室・おむつ替えスペースなど)の詳細は、2026年4月時点で公式サイトにはまだ詳しく掲載されていません。会場の全体イメージや基本情報は公開されていますが、ママが本当に知りたい「現場の使い勝手」情報はこれから順次発表される段階です。

このサイトでは、公式発表や現地レポートが出るたびに情報をアップデートしていく予定です。開催までまだ時間があるので、あせらずに公式情報をチェックしていくと安心です。

「大阪万博に行けなかった/疲れた」ママにこそ横浜花博がおすすめ

大阪万博2025に行きたかったけれど日程が合わなかった方、実際に行ってみたものの子連れで疲れてしまった方。次の国際的なお祭りは横浜花博2027です。屋外ガーデン型・料金も家族にやさしい・開催地も首都圏からアクセスしやすい横浜、と子連れファミリーには条件が揃っています。

大阪万博ロスのお母さん、次は横浜花博ですよ♪

花博と万博の違いに関するよくある質問(FAQ)

花博とはどんな万博ですか?

花と緑・園芸に特化した国際博覧会です。AIPH(国際園芸家協会)が認定していて、最上位のA1クラスはBIE(万博の認定団体)も同時に認定します。横浜花博2027はこのA1クラスにあたります。

横浜花博と大阪万博の違いは何ですか?

認定団体・テーマ・会場のつくりが違います。大阪万博2025はBIEの登録博で屋内パビリオン中心、横浜花博2027はAIPHのA1+BIE認定で屋外ガーデン中心です。料金も大人前売で2,600円ほど横浜花博の方が手頃です。

国際園芸博覧会とはどんなものですか?

AIPHが認定する国際的な園芸イベントの正式名称です。A1〜Dの4ランクに分かれていて、A1はBIEも認定する最上位クラス。横浜花博2027の正式名称も「2027年国際園芸博覧会」です。

万博の一般博と特別博の違いは何ですか?

現在のBIEの区分では「登録博(大規模・5年に1度)」と「認定博(中規模)」に整理されています。かつての「一般博」が登録博、「特別博」が認定博に近い位置づけです。

横浜花博の次の万博はいつですか?

2030年にサウジアラビア・リヤドでの登録博が予定されています(BIE公式発表ベース)。認定博や花博は別途スケジュールがあります。

2027花博はどこで開催されますか?

横浜市の旧上瀬谷通信施設(旭区・瀬谷区)です。会場面積は約100ha、相鉄線瀬谷駅などからのアクセスが主な動線になります。

横浜花博2027の入場料はいくらですか?

前売1日券が大人4,900円・中人3,000円・小人1,400円(2026年4月時点)。通期パスや夏パスなどのお得な券種も用意されています。

まとめ:花博と万博の違いがわかれば、横浜花博2027はもっと楽しみになる

最後に、花博と万博の違いを3つのポイントで振り返っておきます。

  • 認定団体が違う(万博=BIE/花博=AIPH、A1は両方)
  • テーマが違う(万博は総合/花博は花と緑特化)
  • 会場のつくりが違う(万博はパビリオン型/花博はガーデン型)

そして横浜花博2027は、A1クラスの花博=万博でもある二重認定イベント。日本では1990年の大阪花博以来、37年ぶりのA1クラス開催という特別な位置づけです。屋外ガーデン型なので子連れでも回りやすそうで、大人前売4,900円という家族にやさしい料金設定も魅力。

公式発表が進むにつれて、子連れ向けの設備情報やパビリオンの詳細もどんどん出てくるはずです。このサイトでは情報が出るたびに随時アップデートしていきます。

公式発表が出るたびに、このサイトでもアップデートしていきますね。

※この記事の情報は2026年4月時点のものです。最新情報はGREEN×EXPO 2027公式サイトをご確認ください。

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この記事を書いた人

「子どもと一緒に横浜花博を楽しみたい!」そんなママに向けて、
一歩先に調べてきた情報をお届けしています。
チケット・アクセス・子連れでの回り方など、公式情報をもとに随時更新中。

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